ジョージア旅行6日目② ワイン発祥の地ジョージアのワイナリー巡りを満喫!
〇個人でワイナリーツアーを申し込むための方法は?料金は?
〇ジョージア伝統製法のクヴェルリとは
〇ワイナリーで飲めるジョージアのぶどうの固有品種は?
最初に訪れたのは、「Dima’s Guesthouse」からすぐ近くにあるワイナリーの「ROSTROMAANT FAMILY WINNERY」。
名前の通り小さな家族経営のワイナリーで、100年以上前から伝統製法にこだわったワインを作っています。
私が事前に仕入れた情報では、「ジョージアのワイナリーに行くなら大きな企業ではなく、ツアーでも行かないような家族経営のワイナリーの方が伝統的な製法で作られていて美味しい」
と聞いていたので、とっても楽しみにしていました。
施設に入ると、細身で60代くらいの男性がいたので、ガイドさんが施設を見学したいと言う事を話すと、
「・・・・・どうぞ」
という感じで迎えてくれました。
「あれ?嫌がられている??」
と思いましたが、私が日本人だと伝えると「おお、日本人か。栃ノ心!」
と言ってジョージア出身である大相撲の栃ノ心関の名前を出して歓迎してくれました。
テイスティング料も5ラリまけてくれた(笑)
施設内はこんな感じ。
ジョージア伝統製法である「クヴェヴリ」という粘土を原料とした壺の中でブドウの
果汁を入れて発酵させる独特な造り方を、今でも守っています。
一通りの説明を受けた後は、待ちに待ったワインの試飲。
ROSTROMAANT FAMILY WINNERYのワインのラインナップ(の一部)
今回試飲させて頂いたワインの中で一番おいしかったのがこの「サペラヴィ」。
サペラヴィはジョージアで一番有名な赤ワインのブドウ品種で、果実味溢れる濃い味が特徴です。
私はジョージアに来てから色々なワインを飲んできたけど、このワインが一番衝撃的でした。
(※ちなみに私はソムリエでもワインを仕事にしている人ではなく、「旅行好きでただのワイン好き」なので、ワインについての感想などは参考程度にしてください)
その後に勧められたお酒が「チャチャ」というブドウ原料のウォッカ的なもの。
「これをショットで一気飲みするのがいいんだよ」と言われたのでそのまま一気飲み。
これがメッチャアルコールが高い!
チャチャは基本的にアルコール度数が40度以上あるそうですが、ここのは50度越え。。
お昼バタバタしていて空きっ腹の状態で飲んだので結構キツかった。。
ちなみにこのチャチャの一気飲みが後々に大きな影響を及ぼします。。
次に訪れたのは「SHUMIワイナリー」。
ここはROSTROMAANT FAMILY WINNERYとは真逆の大手企業のワイナリーみたいで施設もかなり大きく、ツアーの団体客らしき人たちも次々に入っていきます。
SHUMIワイナリーの敷地は広く、畑にはジョージア固有品種のぶどうもたくさん植えられていました。
見学や試飲スペースはとても広く、大きな公園にいるような素敵な場所です。
昔ワインやチャチャを造っていた時の様子。
地下には長い間保存されていたワインがたくさんありました。
ワイン流通の歴史。
ジョージアからギリシャ、エジプトへ。その後ローマ帝国を経由してヨーロッパ中に広まったようです。
見学が終わった後はお楽しみの試飲タイム!
何を飲もうか迷ってしまいます。
どれも特徴的な味わいで、とても美味しく頂きました。
次のワイナリーも楽しみです。
〇私は宿泊していた「Dima’s Guesthouse」に問い合わせてプライベートでのツアーの手配をお願いしたらオーナーの息子さんがドライバー兼ガイドをしてくれて1日100ラリ(施設見学料・試飲料別)と格安で、しかもきめ細かな対応をして頂いて大満足でした。
〇ワイナリーは大企業と家族経営の小さなものがありますが、伝統製法のジョージアワインを試飲したいのであれば家族経営のワイナリーがお勧め!
〇ジョージアワインの品種でまず飲んで頂きたいのはやはり「サペラヴィ」です。
〇アルコール度の高い「チャチャ」の試飲は気をつけて。
コメント